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102話 隠し事

last update publish date: 2026-09-13 08:09:31

「このレセプションパーティーを発表したら、皆こぞって来たがるぞ」

お爺様がそう言って笑う。

「そうでしょうね、財界の重鎮である七倉のお爺様が共催なんですから」

そう言う九条征哉に皆が笑う。

「では開催の日時や場所については九条くん、君に任せよう」

お爺様がそう言う。

「分かりました。こちらで手配を済ませておきます」

九条征哉はそう言うと、四季凪暁斗を見て言う。

「君にも一役買って貰うぞ」

そう言われた四季凪暁斗が頷く。

「僕でお役に立てるのであれば、何なりと」

◇◇◇

私はそのままお母様に引き連れられてお父様の居る書斎へ向かう事になった。歩きながら考える。

(とにかくお姉様が生きていた事、そしてこの目でお姉様をきちんと見た事を伝えるのよ)

自分にそう言い聞かせ、書斎の前に立つ。お母様が書斎のドアをノックして言う。

「あなた、瑛理香からお話が」

お母様がそう言うと書斎の中から声が聞こえる。

「入れ」

そう言われてお母様が扉を開ける。中に入るとお父様は難しい顔をして聞く。

「話とはなんだ?」

そう聞かれて思う。

(随分、単刀直入に聞くのね)

そう思いながら私が話し出そうとした時、お母様が
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